Diary

おくたま日記

2019年04月05日

狩猟がきっかけで始まった、僕の奥多摩暮らし

オッス!オクタマニアです。奥多摩町地域おこし協力隊として2018年7月から奥多摩に移住して生活しています。

移住した理由は「狩猟がしたいから」。これ以外の理由は特にありませんでした。

生まれも育ちも名古屋市で、とてもいい街です。電車や高速が走り、企業は多く大型ショッピングモールもありつつ、車が持てるベッドタウンもありつつ、教育や病院もレベルが高いものが揃っている。

うーん、自分で書いててもいい街だと思う。よっっっっぽどのことがなけりゃ所謂普通の生活が送れるんです。

 

でも狩猟が出来なかった。

 

岐阜県や愛知南部に行けば名古屋に居てもできるんです、往復4時間かかるけど……。

僕は狩猟を生活の一部にしたかったんだ。

前の会社を退職し、漠然と田舎に引っ越したいという思いが強くなって、地域おこし協力隊で仕事を探していたところ奥多摩町がヒットした。

町の持ち物である4LDKの住居に住まわしてもらい、おまけに15畳ほどの土間と納屋まで付いてきて、「うおぉぉぉぉぉお超狩猟向きやんけ!」と興奮した。

ちなみにこの物件、協力隊は無料で借りているのだが、家賃が年間1万7千円。

 

 

家賃が年間1万7千円。

 

 

もう一度言いますよ?

 

 

家賃が年間1万7千円。

 

 

なんですよ。激安ですよね。

これは町所有の住宅に限らず、家が傷むからタダでも住んで欲しいという方は居るみたいです。

と話がそれましたが、狩猟ありきで移住してきたので、それまで奥多摩に来たことなかったんですよね。面接前に下見で来たんですけど、それも奥多摩駅前まで。

今住んでる小河内って全く知らなかったんですよ。小河内に住むとも知らされていなかった。

いざ暮らしてびっくりです、スーパーまでは車で40分。タバコが切れて買いに行こうと思っても車で30分。「吉牛食べたいな〜」と思って地図アプリで検索すると車で55分。

どの高速ICまでも1時間以上はかかるし、夏は割と暑くて(気合でクーラー無しで過ごしましたがキッツかった)、冬はめちゃ寒くて室内がマイナス気温なんて当たり前。

燃料をガンガン燃やすんだけど、灯油を買いに行くのも一苦労。冬は冷蔵庫が要らないのがメリットだけど。小河内はとても不便な場所です。

でも自分の理想とする暮らしにはとても近いので満足しています。裏山では鹿が鳴き、屋根では猿が跳ね、猟場まで5分~40分で移動できる。

 

土間で鹿を捌いて、猫を飼って、

 

納屋を改造して鶏を飼って、カーテンを開けばレイクビュー。静かな湖面には空と山が綺麗に写って、空気は綺麗で、人も良い。

若い人が住んだってだけでこんなに喜んでもらえるのかってくらい歓迎されて、鶏を飼って鳴き声が迷惑にならないか心配だったけど、迷惑になるくらいの範囲に人が住んでいないし、「昔はみんな飼っていて懐かしくなったわ」なんて言われたりする。

田舎に住む理由は「何をしたいか」だと思います。僕の場合は狩猟を中心とした生活の実現でした。それと「いわゆる便利な生活」を天秤にかけて、どちらを取るか。

奥多摩は最高の自己実現の場所です。地価が安く、場所はあり、補助制度はあり、小うるさいご近所事情も少なく、何かに没頭したいのであればもってこいの場所だと思います。

また、移住者も増えています。移住者の多くはアクティブで、夢を持ち、それを実現するため行動している人です。

そういう人達が周りに居るってだけで自分のモチベーションが上がりませんか?また協力を願えばそれに応えてくれることでしょう。

「そうはいってもいきなり移住はねぇ」「家探すとかどうしたらいいか分らんし」という方は、この【おくたま暮らし編集部】にお問い合わせください。

いきなり移住なんてしなくていいんです、しばらく奥多摩で過ごすとか、休日だけ奥多摩に泊まってみるとか、お越しの際にはみんなを集めて食事でもしましょう。

あなたの夢を教えてください。

僕たちと一緒に奥多摩で楽しい生活を送りたい人、お待ちしております!

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この記事を書いた人

オクタマニア

オクタマニアっす。 奥多摩町地域おこし協力隊として奥多摩町に移住してきました。 奥多摩で楽しい生活を満喫しています。

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