暮らしの日記

2019年05月14日

奥多摩買い物事情【後編:奥多摩から出なくなった僕】

奥多摩暮らしは買い物が不便だが、八王子まで仕事に通っていた僕は通勤途中に買い物を済ませることでその問題をクリアしてきた。ということを前回の記事ではお伝えした。

だが仕事を辞めて生活習慣が激変した今、買い物に対する意識にも大きな変化が起こっている。そこで今回は、退職して奥多摩からあまり出ない生活になった僕の買い物の状況について話そうと思う。

青梅すら遠い。仕事をやめてからの行動範囲の変化

仕事を辞めてから1ヶ月が過ぎた。毎日ゴロゴロしてるのもいい加減に飽きたし、多少の罪悪感もあるので最近は色々と動き始めているのだが、それでも出かけなければならない用事は少ない。以前のように1日2時間の運転をするなんてあり得ない生活だ。

もうホント、罪悪感しかない

ということで、退職前後の自家用車による1ヶ月間の平均移動距離を計算してみた。

まず退職前は、74km(通勤往復)× 20(出勤日数)= 1480km。週1回ほど瑞穂町のボルダリングジムに通っていたので、54km(往復)× 4回 = 216km。合計すると1696kmとなる。その他の買い物や外出を考えると1800kmくらいだろうか。

これが退職後になると、まず通勤していないので通勤距離はゼロ。ボルダリングに通うのは月2~3回に減ったので、54km(往復)× 2.5回 = 135km。買い物は片道20〜30kmのスーパーで済ませるようになり、3日に1回程度行くとしても、30km(往復)× 10回 = 300km。合わせて435kmだ。

退職前後で1800km → 435kmまで減っているではないか! どうりでガソリンが減らないと思った。以前は4〜5日に1度は給油していたが、今では最後に給油したのがいつだったか思い出せない。

そしてここが重要なポイントなのだが、退職から1ヶ月を経た今、以前は何とも思わなかったスーパーマーケットまでの距離を、遠いと感じ始めている。その店までの距離はおよそ15km。以前は職場まで37kmもあったので、それに比べれば近いと思っていたのだろう。

今は比較する対象がないので、その距離を素直に遠いと感じてしまっている。できるだけ出かけたくない。もはや車に乗るのも億劫だ。奥多摩ってチョー不便!

まとめ買い重視? 買い物の仕方はこう変わった

買い物に行くのは3日に1回程度と話したが、退職前はほとんど毎日買い物をしていた。仕事帰りにスーパーに寄り、その日に使う食材だけを購入していた。冷蔵庫に食材のストックが残ると管理が面倒だからだ。よってその頃の冷蔵庫はいつもスカスカだった。

それが今ではガラリと変わった。まず買い物に行く回数が減った。買い物のためにわざわざ車を出すのが億劫だからだ。

食材の管理については逆に楽になった。以前のように仕事上がりに買い物をするのではなく、買い物の直前に在庫チェックができるからストックの管理も難しくない。

最近は生鮮品も冷蔵庫に入れて何日かかけて消費している。肉も冷凍するようになった。やってみて分かったのだが、このような方法は効率がいい。野菜はカットされていない丸ごとを買うから鮮度を保ちやすい。肉もジャンボパックみたいなのを買って小分けで冷凍している。

肉の冷凍は1食分ずつに分けると便利。写真は1kgくらいにまとめてるけど

保存を前提にすれば、安くない時には買わなくてもよいために経済的だ。主婦のみなさんからは「そんなの常識だ」とお叱りを受けそうだが。

おうちご飯が充実、生活習慣も変化

遠方へ通勤する生活が終わり、買い物の仕方が変わった。それは同時に時間の使い方に対する意識の変化を物語っている。外に出るのが億劫になったということは、家で過ごす時間が増えたということだから、家の中でやることに時間を割くようになってきたのだ。

ジャンプを読むのにも時間を割いてます

そのひとつとして挙げられるのが料理。以前は料理にかける時間を極力減らしたかったから、カット野菜や総菜を駆使して時短料理(というか手抜き料理)を心掛けていた。料理は面倒だった。

今は料理に時間をかけられるようになり、ストック食材を上手に使い切りたい欲求も重なって、そこそこきちんとしたご飯を作ってのんびり楽しんで食べるようになっている。ちゃんと作ったご飯って外食とか出来合いの惣菜とは一線を画すおいしさを放つ。ご飯が充実してるっていうのは凄く幸せだと思う。

今振り返って考えると、長距離通勤生活なんてロクなもんじゃあねえな、とすら思う。いや、もちろんそれぞれの良さがあって、あの頃はあの頃で幸せな日々だったのだけれど。

結局どっちでもいい

奥多摩から遠くへ通勤する生活と、奥多摩から出ない生活。両方を経験している人はあまりいないかもしれない。だから僕の経験談はそれなりに参考になると信じてこの記事を書いた。

両方を並べて考えてみた結果、どっちでもいいやってことが分かった。どっちにしてもメリットとデメリットがあって、それはきっと都会でも同じことだ。要するに自分の生活の中でどこを選び取るかという問題なのだろう。今、目の前にある幸せを噛みしめて生きていこうと思う。

スー

奥多摩暮らし4年目

2015年、なんとな~く奥多摩に移住。現在、妻の営む整体サロンの片隅で、電動バイクレンタルショップをこっそり営業中。少年ジャンプと科捜研の女がイキガイのシガナイ中年。

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